パイプオルガン『アルザスの風音』(The Sounds of Alsace)
桜台教会パイプオルガン(礼拝・コンサート用)
教会創立40周年を記念して、 1995年9月 完成。
桜台教会のために製造されたこの楽器は、アルベルト・シュヴァイツアーが教区の人々に推奨したアルザス型のオルガンで、礼拝に奉仕するオルガンです。
この楽器は、ジルバーマンが18世紀にすでに製造したような、二つの音楽文化(ドイツとフランス)の集大成でもあります。56鍵の二つの手鍵盤と30鍵のペダルと、さらにこの楽器の音色の配列はフランス音楽と同様にドイツ音楽を含めた、非常に幅広いレパートリーの演奏を可能にし、クレシェンド効果をもつエコー鍵盤はさらに音楽表現の可能性を拡げることでしょう。
オルガン・ケースはメリジィエ材(桜の一種)で作られており、鍵盤のメカニックは吊式です。
グラン・トルグ(第一鍵盤)は504本のパイルを持ち、その中の12本は木管で、エコーは280本のパイプすべてが金属です。ペダルは120本のうち30本は木管で、合計904本のパイプを持つオルガンということになります。
アルフレッド・ケルン・エ・フィス社 /フランス
楽器の技法上の特色 構成
Grand-orgues-56Notes |
Echo expressif-56Notes |
Pedale-30Notes |
Bourdon 8’ |
Bousdon 8’ |
Soubasse 16’ |
Prestant 4’ |
Flute 4’ |
Flute 8’ |
Flute 4 |
Nazard 2 2/3’ |
Prestant 4’ |
Doublette 2’ |
Flute 2’ |
Trompette 8’ |
Fourniture 3 rgs |
Tierce 1 3/5’ |
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Basse de Cromorne 8’ |
Tremblant |
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Dessus deTrompette 8’ |
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